朝食はソーセージやハム、チーズを中心に盛沢山。
今日はドロミテ最終日、明日はミラノに戻る日…ここは北イタリア。
最終日はトレチーメ・ディ・ラヴァレードを訪問します。
早朝、食事を早々に片づけてコルティーナの町へ一人散策に出かけます。
朝の8時頃、町はまだ静かです。
とても綺麗な町で、昨日の夜の賑わいとは変わりすがすがしい空気でした。
教会まで行って折り返しです。
最後にホテル前に到着し、パシャリ。
いいホテルでございました。
車は途中ミズリーナを横目にドロミテ最後の訪問地、
トレチーメ・ディ・ラヴァレードへ個人ツアーの配車で向かいます。
標高が結構高く、寒い寒い…標高は2344m。
ここが出発点、トイレをお借りします。
今回はVorrei(願い)を使い「Vorrei usare il bagno?」
(トイレを使うことはできますか?)で、ちゃんと通じました。
Si と帰ってきたので、そのあとでDov’è il bagno?(トイレはどこですか?)と聞いて奥の方を右、と教えてもらいました。旅行で使えるフレーズそのままです。
Grazieと返して小銭0.5ユーロ渡しときました。
開いてもGrazieと返してきてくれて、会話が成立した感じがあって嬉しかったです。
トイレを済ませ、いざ出発。曇り空、こんな感じの場所です。
山の斜面に横に走っているのが道です。
崖っぽくなっていますが幅は2-3mあります。
空が少し見えてきました。
雲が多く先が見えませんが・・・晴れてたらきっと景色は絶景です。
歩くこと4-50分、平坦な道が多くそれほどきつい道ではありません。
装備はみなまばらでしたが、ちゃんとした登山装備で来る方も。
そして到着です。
残念ながら雲がかかってしまいましたが、それでも雄大な姿です。
3-40分ぐらい滞在して雲が晴れるのを待ってみたのですが…晴れそうで晴れません。
最後で曇ってしまいましたが、また来る口実ができたので良しとしました!
帰り道の写真です、少し加工を入れております。
日本人観光客の団体さんもいらしておりました。
わき目にささっと下山します。
さっぱり読めません。
下山しミズリーナ湖へ向かいます。
旅行パンフにのってる光景ですね。
写真は少し明瞭度いじっているので快晴に見えますが、残念ながら曇り空でした。
ミズリーナ湖の先にあるぽつーんと立っている大きいレストランへ。
お姉さんが美人でした。白ワインとカツレツを注文します。
ここでも用語集で学んだ白ワインの頼み方を試します。
(実は来るときの機内でオーダーしていたのですが、機内では
紙コップでワインが出てくるのに、ガラスの・・と言ってしまっていました。)
ここまでくると、相当慣れてきます。もうレストランは一人でも大丈夫です。
Per me un bicchiere di vino bianco perfavore.
(グラス(ガラスの)に入った白ワインをください。)
初めて注文で「perfetto(完璧ねとか、いいわね)」が返ってきました。
頭の中が常にイタリア語を習得、アウトプットモードなので
なんでもイタリア語で考える習慣ができます。
やはりある程度基礎ができたら、日本の学校で頑張るより
飛んでしまった方がいいです。
ポテトの量が、写真だとわかりづらいのですが、カツレツが小さく見えるのではなく、
ポテトが多いのです。カツレツは日本のとんかつと同じぐらいでした。
でもすごくおいしくいただきました。
途中車酔い対策で、フォトタイムを設けていただきパシャり。
楽しい時間はあっという間です。
ボルツァーノに着いた一行は、まず3日間行動を共にしたツーリストさんを
ホテルに送りお別れを告げ、そして私のホテル(最初のホテル)に送ってもらいます。
運転手さんとも別れをつげ、ガイドさんは明日ミラノ行の見送りでまたお会いします。
ボルツァーノ滞在中は、いづれも爆睡してしまい夜一度も外に出ていませんでした。
これがラストチャンスと思い、軽くシャワーを浴びて出発です。
いい街です、日本人・アジア系の人が全然いません。
写真を撮りまくろうと思った矢先、豪雨!折りたたみ傘を
ホテルに置いてきてしまい、カメラをタオルで包みホテルにダッシュ。
町は一周できたので良しとしましたが、お店とかゆっくり見たかったです。
鍵を預けて、受け取るのも何のその。
perfavore darmi la chiave della stanza.でも
la camera 部屋番号でもOK!来た時はスマホに必死にメモっていましたが覚えました
2時間ほど休んで再びボルツァーノの夜の街へ繰り出します。
そう、目的は…一人で「晩御飯」。
イタリアに来て、まだイタリア料理といえば、スパゲッティしか食べてなかったので
「ピザ」食べるしかないと決心!!
ピザって…女性名詞?男性名詞?複数?なんて調べ物をしながら時間をつぶします。
ホテルでもらったクーポンが使えるお店に行きました。
アルバイトの子でしょうか、若い男性の方が迎え入れてくれました。
凄く対応が丁寧で、こちらのイタリア語を必死に理解しようという姿勢が嬉しい。
無事ヴァイツェンとスタンダードなマルゲリータピザを注文。
奥様、イタリアのピザってナイフとフォークで召しあがるらしいわよ。
Lサイズで700円、安すぎ。生地はぺらっぺらのやつ。
地元の人に何やらささやかれているのが耳に入ってきた。
「彼は何を食べているんだ?」「どこから来たんだろう?」
「このあたりじゃみないな?」「ヴァイツェンを頼んでたわ」
等々。家族連れの地元の人かな。単語はわからないはずなのに断片的に聞こえる単語や
雰囲気でそんな気がしました。
そんなこんなでおいしい晩御飯をたべて満足。
帰りのクレジットカード支払いに少々手間取り(機械の調子が悪くて)ましたが
何も問題なし。この時メインで使っていたのが既に別れを告げたSPGカードでした。
北イタリアはリゾート地なのでAmexも普及しています。一度も困りませんでした。
無事カード払いも終え。Grazie mille!Buona sera!といってお店をでました。
オーナーも返事を返してくれて満面の笑みで見送ってくれました。
イタリア語が堪能な方から見れば、幼稚に見えるかもしれませんが旅の中で少しづつ
調べて、使ってを繰り返すことで、会話の成立が楽しくなり
病みつきになってきます。イタリアの人と意思疎通ができるって凄い!と思いました。
逆に何かを話されるとさっぱりわかりませんが…。
雨も上がり、辺りは静まり返っています。
明日はいよいよボルツァーノに別れを告げ、ミラノへ戻り
ミラノ観光です!!