イギリス旅行の最終日は城に泊まりたいと思いアメックスプラチナのFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾートプログラム)を使ってClivedenに宿泊。アップグレードやホテルの中身をご紹介したいと思います。
アメックスプラチナのFHRを利用してイギリスのClivedenに宿泊
過去、イギリスの元首やアメリカの大統領も訪問したこの場所は、マナーハウス・ホテルとして現在もナショナル・トラストにより運営されています。
その歴史は17世紀まで遡り、バッキンガム侯爵により建てられた伝統のある建築物となっています。
FHRとは
アメックスプラチナカードを保持することで受けることのできるホテルの特典プログラムです。
・チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
・チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード*1
・ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
・客室内のWi-Fi 無料
・チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
・ホテルのオリジナル特典
ホテルの上級会員になっていないホテルで利用するには最高のプログラムです。
ただし、直接ホテル公式サイト等から予約するよりも宿泊代金が高くなる傾向があるため
ホテルの上級会員になっている場合などは、特典が被ることもありお勧めできません。
その為、今回はマリオットやIHG、ヒルトン等のホテルチェーンとは異なるホテルを選択しました。
簡単に言うとアメックスプラチナの力とお金の力で暫定的に該当ホテルでの宿泊を
充実したもの(上級会員のような体験)いいものにしますよ。というプランです。
Clivedenへのアクセス
ロンドンの西、スローに位置しておりヒースロー空港から26km。車でおよそ30分、料金は6000円~8000円程。
近くにはウィンザー城やイートンカレッジがあります。私はヒースロー空港からUberを利用しました。
Cliveden Check-In
ホテルへ行くのに閉じられた自動開閉式のゲートを通る必要があります。Uberの運転手にインターホンで連絡して貰います。
Guest用のパーキングと送迎用のルートに分かれ、ホテルの正面まで送り届けてもらいました。
意外と庶民的な車も多く比較的年配の方々が多く利用されている印象です。
ジェントルマンが荷物をPickUpしてくださり、レセプションまでエスコート。
ジェントルから全然知らない英単語が飛んできましたが、
恐らく名前を聞いているのだろうと察し予約名を伝えます。正解でした。
レセプションといっても、カウンターテーブルではなくエグゼクティブラウンジでのチェックインを彷彿とさせます。
入った瞬間に豪華な内装が出迎えてくれます。非常に丁寧に、しかも私の英語が怪しいことを悟り分かりやすい言葉で必要な情報を引き出してくれます。中学生レベルの英語でも大丈夫です、実証しました。
FHRの説明を受けます。夜の食事の時間や、レイトチェックアウトの時間などを確認。ファシリティの説明が終わると部屋へ案内。
建物内はいい感じです。タイムスリップしたようです。
「Cliveden」の客室までの通路はもはや迷路
コンシェルジュが部屋まで案内してくれました。が、ルートを覚えるのが大変です。
到着。似たような通路が多く、迷子に。こういった古い宮殿はそうなりますよね。
Clivedenの客室「DELUXE DOUBLE ROOM KING」
HANDMADE QUEEN SIZED BEDS
↓
DELUXE DOUBLE ROOM – 1 KING
WINDE(ワインド)というお部屋にアサインされました。スイートにはなりませんでしたが、2段階アップグレードを頂きました。FHRのパワーですね。
入り口から入ると細長い通路があり、メイクルームも兼ねているようでした。クローゼットや装飾品があります。
ソファの座り心地が気持ちいい。
バスルームはシャワーブースとは別れており、洗面台が左右に二つ。
アメニティはAspreyの瓶に入った物。
バスルームはアロマの柑橘系のいいにおいがします。
スリッパはもふもふです。いいホテルは「タオル系」「バスローブ」はもふもふです。
テーブルには紅茶やここにもあるネスレのような機械。
そして1本400円ほどのHILDONのお水、おしゃれですね。
Clivedenの広大な敷地の庭
こちらのホテルは広大な庭がありイングリッシュガーデンを見ることができます。
訪問者たちが、お気に入りの景色をブログにあげたりしていますが広すぎて、その景色に遭遇できないという……。
こちらはホテルの裏手。
時計塔。
The Long Garden。
お茶ができる簡易施設も。
いくつかのエリアに分かれていますが、庭園を中心に散策しています。私は道を間違えて1時間ほどさ迷いました。
美しい、のどかな落ち着いた場所です。ピクニックバスケットをLunchなどで作ってもらうことができそうです。
天気の良い日には、バスケットにパンとワインを持って庭園の散策もいいですね。
「Cliveden」滞在時のDinnerは「Astor Grill」
晩御飯を食べられる場所は3つありました。フォーマルが1つとカジュアルが2つ。
中々のお値段でしたが、ホテルクレジット100$分が合ったので気軽に選ぶことができましたが、一人だったのでフォーマルは避けAstor Grillというカジュアルなレストランへ。
場所が分からなかったのでレセプションで聞くと外にあるとのことで連れて行ってもらいました。
ここでコンシェルジュの名前を聞いておいた(チェックインの時と同じ人)ので、後程の面倒ごとをクリアできました。
ステーキとビール、そしてデザートを注文。一人で食べて、全部で70£近くかかった気がします。イギリスは食事代が非常に高いですね。ホテルだとさらに高い。
しかし、FHRを使っていたおかげで100$(約1万円分)の食事が無料になったのでありがたい限りです。
レストランからの帰り道、ホテルの敷地内ですので安心して散歩ができます。
ClivedenのBreakfast
朝食は無料でいただけますが、コンチネンタルに限るようです。ホットミールは別途有料メニューになっていました。
会場は晩御飯ではフォーマルを頂ける場所。
ブッフェ式になっています。
食事よりも建物が豪華で、そちらに目が行ってしまいます。朝食はシリアル・サラダ・果物・ハム・サーモンマリネ・パン等簡単なものが多かったです。
のんびりイングリッシュガーデンを眺めながらの朝食、素敵です。
FHRを使ったかどうかは、共有されていない
というわけで、レイトチェックアウトの利用時にゴタゴタが。チェックイン時にレイトチェックアウトの時間を告げていたのですがどうも共有されておらず。
12h以降、ハウスキーピングやら管理人やらがやってくる上、車の手配を頼んだら「チェックアウトは12hまでよ、誰がOK出したの?」「何も聞いてないわよ」みたいな問答のやり取りがあり……。
昨晩、聞いていたチェックインを行ってくれたコンシェルジュの名前を告げて、FHRの件を話すと、理解した様子。
うーん、こういうところは微妙ですね。レギュレーションは周知されているようですが、ホテル側のオペレーション的には対応しきれていない気がします。
Cliveden滞在記のまとめ
とても静かでいいホテルだと思います。ロンドンに来たらまた利用を考えたいです。
ホスピタリティが高く、ファシリティも整いサービスもよく最高です。イギリス旅行の最終日に、
こちらのホテルをチョイスしてよかったです。
FHRはホテルの会員ステータスを持っていないホテルほど効果を発揮しますのでこういった利用方法は最高ですね。
人の問題は、どこにでもある。という結論が出た気がします。
素晴らしいホテルスタッフ人に出会える旅行になるといいなと思います。
タクシーをホテルで呼んでもらったらベンツが来ました。
高級ホテルで利用するタクシーは高級車(ハイヤー)なのがいいですね。
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