少し前のネタになりますが、台風前夜に翌日の出社が憂鬱だったので
前入りしようとホテルを探索。
Youtuberの方が配信していたホテルがプロモーション価格で
格安でしたので宿泊してみました。
an/otherホテル
ほかのホテルとどう違うの?という所ですが、こちら「簡易宿泊施設」です。
なので、部屋に扉や鍵がありません。
つまり、「ファーストキャビン」と同じ位置づけのホテルです。
ちなみに上の写真のような「コンパートメント」タイプの部屋もあります。
大部分は「キャビン」タイプの部屋になっており、今回の宿泊はキャビンM。
キャビンタイプの部屋もサイズがあり「S」「M」「L」のサイズがあります。
こちらのホテルはよりパーソナルスペースを重要視した部屋の作りになっており
ブラインド一枚隔てた先がベッド!のファーストキャビンよりも
壁・カーテン、ベッドの位置などでより個室感をだしています。
金額はおいておいて、こちらの方が確かにパーソナル性はあるかもしれません。
ただ、音はどうしようもないなと感じました。
若干、ファーストキャビンよりは漏れにくいと感じますが、あちこちでのガサゴソ音は
聞こえてきます。
アクセス
東京駅から10分ぐらいでしょうか、京橋の駅からなら5分圏内です。
近くにはコンビニ、吉野家などがあります。
コートヤードバイマリオット東京ステーションのご近所です。
チェックイン
レセプションは2Fにあります。エレベーターで2Fへ。
雰囲気をだす演出で照明を落としているのはいいのですが、
そこに男性が三人待ち受けていると、ちょっとひきます。
チェックインは「ビジネスホテル」ならではのお出迎えです。
ただ改善の余地はあるな、と思いました。
というのも、今回は破格の2700円で宿泊させていただいているのですが
これはプロモーション用の特別価格。ホテルは不足分のコストを広告宣伝費的な扱いに
して運用しているのだと思います。いずれにせよ支出ですね。
お試し価格で宿泊体験してもらって良さを知ってもらい、リピーターになってもらう!
という作戦の為のコストなはずです。
ファーストインプレッションは暗く雑なイメージを受けたのでもっと明るく、
紳士的に対応されたら更に印象が良くなるのではないかと思います。
私の財布は痛くないのですが、ホテル的な機会損失は痛いと思います。
客室はキャビンMタイプ
ソファー、クローゼット、ベッド、TVといい感じです。
ファーストキャビンでいう「ビジネス」「ファースト」の間といった印象でしょうか。
ソファーは二人掛けが可能なサイズ。
部屋の広さ的には、座って落ち着いてしまえばどうということはなく。
立ってうろうろする分には狭い、と感じる空間。
お水などはフリーで無い為、近くのコンビニで購入してきています。
ソファーに座ってPCを使うと必然的にこうなります、階段便利…。
TVとベッドの配置もなかなか、ただ2Fということは、お隣の部屋の方は1F
がベッドということになるので(いわゆる二段ベッド構造)、静かにしないとですね。
ベッドは180cmに近い私でも頭とつま先が壁に届きませんでしたので
広めの作りかと思います。
歯ブラシ、くし、髭剃り、コットン、スリッパ、ルームウェアが
そろっており、男性であれば、別段何かを持ってくる必要はないと思います。
レセプションでスキンケアやシェービングジェルなども配布しておりました。
USBポートも付いていて助かります。
スーツケースを階段などに固定するチェーンもあります。
クローゼットは鍵をかけることができますので貴重品も置いていけます。
使い方はシンプル。番号を設定して、閉じて、番号を崩す。
こじんまりとはしていますが、大変落ち着ける空間だと思います。
パウダールーム
いわゆる、化粧室とバスルームとトイレです。
同じフロアにあり、アクセスは大変便利だと思います。
騒音を避けるために、エレベーターホールを通る必要があります。
化粧室は、おしゃれなシンクやミラーが出迎えてくれます。
ドライヤーや、ヘアアイロンなども完備されています。
バスルームはシンプルな作りではありますが、着替える小部屋も中にあり
とても機能的です。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは備え付け。日本のホテルはビジネスクラスでもこういうところはしっかりしていますよね。
電気をつけると外のアルファベットが点灯して使用状況を伝えます。
ただ、ここのエリアは空調が切られており大変暑く…そこだけが難点かと。
男性用のアレはなく、すべて座るタイプのトイレ。
また、確かに両方使えるので合理的といえば合理的ですね。
レストランとカフェ
レストランは2Fのレセプションの隣に、カフェは1Fにあります。
残念ながら利用はしませんでしたが、朝食はこちらでいただけるようです。
Wifi
非常に早い速度が出ておりホテルとしては秀逸だと思います。
二番目のWifiはヒルトン成田のプレミアム回線ですが、
an/other TokyoのWifi回線の方が圧倒的です。
アクシデント
こちらのホテル、簡易宿泊所ですのでフロアごとに男性と女性が区分けされています。
部屋に鍵がかけられないためですね。
しかし、なぜか同じフロアの他の部屋から女性の声が。
と思ったら、フロントのミスのよう。これは問題だと思う。
降りる階を間違えたのか、フロントが間違えたのかは知らないけど、
やってはいけないミス。
カードキーも設定がおかしく、8Fなのにエレベーターのカードリーダーにかざすと
「7F」と「8F」が点灯し、どちらにも停車してしまう。
これは・・・早く直した方がいいと思います。
まとめ
立地と部屋の印象は非常に良いと思います。
機能的で、確かにパーソナルスペースを確保しようと頑張っています。
設備も特に問題なく不便を感じません。
オープンして4か月、人為的なクリティカルな問題はちゃっちゃと
片づけてほしいなとは思います。
知名度に関しては、失礼ながらあまり聞かない印象。
Youtuberの方が配信してなかったら、私も気づかなかったでしょう。
また、料金に関しては業界的・立地的には適切な料金だと思います。
ただ、個人的に「簡易宿泊所」は1泊5000円前後が適切ではないかと
勝手に思っています。
今回はプロモ価格として2700円で宿泊させていただいておりますが、
本来は10000円を超えてきます。確かにこのあたりのホテルと比較すると
安めのホテルで、近所のカプセルホテルよりも綺麗で機能的であるため
間違った料金設定ではない気がします。
が、10000円を超えて簡易宿泊施設に泊まるのは難しいと思います。
個人差はありますが、この感覚って大事だと思います。
私の簡易宿泊所の印象はこんな感じです。
2700円→泊まる!、5000円→使えるときは使うけど積極的ではないかな!
7000円→ちょっと考える、10000円以上→コンパートメントタイプに泊まる。
日本のホテルは高いですからね。
もう少し落ち着いてくれるといいのですが。
ビジホに安く泊まるなら ポイントサイト経由のホテルポータルサイト利用
安く泊まる方法としては、ポイントサイトを通した還元や
各種ホテルのポータルサイト「Booking.com」や「agota」などを通すことで
割安に宿泊することができますので、賢く活用してみて下さい。
ちなみに今回私は、モッピーというポイントサイトから「agota」を利用し
2700円のプランで宿泊しています。ポイントサイトのポイントがもえらえて、さらにagotaから安く泊まれるという方法です。
2700円の宿泊でさえポイント還元も利用するというケチぶりです。
これから宿泊を考えられている方は是非、ポイントサイトなどの
利用も検討してみてはいかがでしょうか。