シンガポール航空の「スイート」に搭乗した時の様子を書いていきたいと思います。
シンガポール航空「スイート」について
シンガポール航空が誇る「スイートクラス」は、ファーストクラスの
さらに上の「最上級座席」であり「A380-300」という機体に搭載されています。
日本からも成田空港や関西国際空港からも便が出ています。
今回はシンガポールのチャンギ国際空港にある
シンガポール航空「シルバークリスラウンジ」の
プライベートルームを訪問するために、シンガポール発で利用しています。
※こちらの写真:シンガポール航空公式サイトよりお借りしています。
座席は通路との仕切りにより、完全に個室化が可能。
さらに、前後二席の客室をつなげることも可能で
ダブルベッドとしてベッドを作ることも可能となっています。
利用路線とコストについて
今回利用した路線は「シンガポール→インド」の片道です。
4,385.20SGDでしたので、およそ49万円となります。
この路線は短距離ですので「スイート」利用時の価格としては安い方だと思います。
今回はシンガポール航空のマイルを使用したため、実質コストは6万円程度で済んでいます。
王様の座席「1A」
シンガポール航空の「スイート」は、もはや部屋です。
空飛ぶ部屋、空飛ぶ映画館、空飛ぶレストラン。
部屋の中心より少し前に座席があります(後ろにベッドスペースがあるため)が
これだけの広さ空間があります。35インチ幅のAeristo社製高級レザーのアームチェア。
座席から右手を見るとこんな感じで広々としています。
ここにあるモニターが離陸後に椅子を回転させてみるメインモニターになります。
23インチのパーソナルLCDモニターが大きく感じます。
フライト中は椅子を回転させ、写真のような状態で食事やエンターテインメントを
楽しむことができます。
座席、離陸後のモニター操作など多様な動作が可能です。
右側のタッチパネルで座席やモニターなどを操作します。
アメニティボックスには小物などを収納するスペースがあります。
ヘッドホンはBang & Olufsenのノイズキャンセリング・ヘッドホン。
ユニバーサルタイプの電源やHMDI、コンタクトレスタッチパネル等も装備されています。
アメニティはラリック(LALIQUE)のコスメと香水。
そしてナイトウェアとスリッパが提供されました。
ウェルカムシャンパンは2種から選択できましたが「COMTES」は
ラウンジで頂いたため「KRUG」を頂きました。
食事(DINNER)が始まります。
飲み物は白ワインの「2020 Von Hosvel Saar Riesling Kabinett」を頂きました。
こちら以外と安いのですが、おいしいです。
甘い白いワインがお好きな方、どうぞ。
まずはアミューズからスタート。
他のブロガーの皆さんも挙げているので、ソテーはいつもの顔ぶれのようです。
海老のサラダとパン
ホットチリスープ
オーダーしていたロブスターテルミドール。
出発の24時間前までに、グルメメニューからメインメニューを予約することが可能です。
そして、サプライズのデザート&グッズ!?
ログブックを記念にお願いしていたので、察したCAさんたちが
皆で歓迎してくださいました。
ANAもFクラスの対応は素晴らしかったですが、
シンガポール航空も素晴らしいです。
こちらはトイレ。座るところは手前に隠されています。
もう一つのトイレがあるのですが、そちらは中央にドレッサーが
備わっているタイプです。
これだけ広いとトイレで横になって寝ることさえ可能です。
食事が終わり、デリー到着まで3-4時間の時間があったのでベッドを作っていただきました。
椅子とベッドが両立してこの広さです。
ファーストクラスやビジネスクラスは、
座席がベッドにもなるタイプですが、スイートクラスは
座席とベッドが完全に別となっています。
ベッドから見ると本当に部屋です。
素敵なフライト時間を楽しむことができました。
シンガポール航空のマイルを貯めるなら
シンガポール→デリー路線は比較的安価なため、キャッシュで乗る方も多いと思います。
私のような庶民には厳しいので、マイルを活用させていただきました。
シンガポール航空のマイルは公式サイトで購入もできるのですが、なかなか高額です。
今回はシンガポール航空のマイルを使用しましたが、もともとはAmexカードのポイントを
移行したものになります。シンガポール航空のマイルを貯めるなら
Amexの「Marriott Bonvoy」カードや「アメリカン・エキスプレスカード」発行時
キャンペーンに参加し多くのポイントを獲得しマイルに交換する方法がオススメです。
※シンガポール航空ラウンジの様子はこちら