北イタリアへ来た目的地へ向かいます。
ゴンドラを降りてすぐ、水を買いにBARへ。
イタリア語でペットボトルってなんていうのか…なんて悩みを抱いていたら、
ガイドさんがフォロー入れてくれました。
vorrei una bottiglia una aqua naturale.(ペットボトルの天然水がほしいのですが)
una aqua は普通「l’」がついて l’aqua になるのだと思いましたが通じました。
水は自販機ではなく、お店で買うことをお勧めします。
ホテル等の自販機だと1.2~1.5ユーロ、スーパーやBarだと0.4ユーロです。
専用車に乗車しサンタマッダレーナへ向かいます。
車中、20年夢見てきた場所にたどり着こうとしていたので
いろんなことを考えていました。知っている人は知っているし、
知らない人は知りません。
まず、有名な景勝地から。
サンタマッダレーナ、次回の訪問時はここに宿泊しようと思っています。
残念ながら、ガイスラー山群(奥の岩山)に雲がかかってしまい
完璧な絵は取れませんでした。
ガイドさんが、はるか遠くの人の集団を差して「あれは、日本人。」と指摘。
目が悪い私は良く見えなかったので、一眼の望遠で覗いてみたら確かに、日本人。
不思議なもので明確にそうと分かるわけではないのですが、日本人ぽい…という
変な感覚を覚えます。実際、某旅行社のツアー団体様で20名ぐらいでした。
実はこの旅行社に問い合わせをしていました。
しかし、この村から徒歩40分ほどのところにある目的地の教会へは
「行かない」と言われてあきらめたのですが、なんとこの後そこで再会するのです。
(あの旅行社の問い合わせ窓口は信用できない!)
まぁ、料金も高めだったのとヨーロッパ諸国をめぐる長期間の
ツアーだったので難しかったとは思いますが。
サンタマッダレーナは観光バスが村内に入ってこれませんので、
村の入り口に止めて歩く必要があります。
私たちはバンで来ていたので、写真を撮っている場所まで車です。
一行のバスを追い越し、先に教会へ向かいます。
そこは「聖ヨハン教会」念願の地です。
ロールプレイングゲームのような世界。
私のはてなブログのプロフ写真は、これです。
20年前にはネットもなく、情報も限定されていて
ここまで調べるのは無理でした。ドロミーティという言葉を頼りに
色々調べていたのですが、昨年末に、この場所を見つけ出しました。
今では結構有名地となっており、観光バスも来るようです。
ネット上にある写真も相当数あり、調べるのには困りません。
20年前に本の挿絵で見た光景を20年後経ってようやく見に来ることが出来ました。
今は奥の方に家や小屋が立っていて昔の写真より賑わっています。
残念ながら雲が邪魔して、このような写真ばかりに。
でも、また来ようと思います。
こんな静かな村で老後を過ごせたら最高です!
サンタマッダレーナから歩くと20-30分かかると思います。
私のイタリア訪問の目的は達成しましたが、旅はまだまだ続きます。
ボルツァーノへ戻る道すがら、ガイドさんがアイスをごちそうしてくれました
すごくおいしいアイス屋が残念ながら閉まっていて、
町の子供たちにアイス売っている場所を聞き、こちらの建物へ。
早速、ここでもNHKでメモって来たイタリア語が火を噴きます。
NHKの語学は実用性が高く非常に為になります。
語学学校は、学校なので自己紹介とかから入るのですが、
ツアー旅行中にイタリア語で自己紹介をしゃべる機会が無いことに気付きました。
学校で入門編を勉強する上で唯一役に立ったのは「数字」だけです。
ここで使ったのは、テキスト通り
vorrei un cono da due gusti.(コーンで、二つの味がほしいのですが)
しっかりと通じました。
チョコレートとマンゴーのジェラート、おいしゅうございました。
使えるところでは、積極的にメモって来たイタリア語を使っていきます。
返されると何言っているのかまだ理解できませんが、
こちらの意思が通じるだけでも世界が広がります。
日々精進ですね。
アイスを食べた後、ボルツァーノへ到着し解散となりました。
翌日は一度ボルツァーノを離れ、世界中の富豪たちの
別荘があるといわれる【コルティーナ・ダンペッツォ】です。