英語もイタリア語もできない私が北イタリアを訪問しました(2日目)

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6:00起床、シャワーを浴びて7:00の朝食へ!
写真を撮り忘れましたorz
ビュッフェ形式の朝食、席に着くとイタリア人のお姉さんがやってきます。

お姉さん「カッフェ? or カプチーノ?」

素直に「カプチーノ」って言っておけばよかったのですが
NHKのラジオテキストで読んだイタリア語,
今使わずしていつ使う!と勢いに任せて披露します。

私「per me un caffe per favore! 」

はい、やらかしました。間違えてカッフェって言っちゃった。

お姉さん「エスプレッソ?」※イタリアでcaffe=エスプレッソ
私「(ミスしたことに自分で気づき)あー、間違えた(日本語)」
お姉さん「(。´・ω・)ん?ん?」
私「カプチーノ…」(あぁぁぁ恥ずかしいし、すいませんな気持ちでいっぱいです)
お姉さん「Si!」

なれたように、にっこり微笑みキッチンへ・・・
カプチーノをもって来てくれました。
(私のような人多いのかな、、なんて妄想をしつつも笑顔に癒される)

ハムを食べまくっていると、綺麗な日本人女性が一人やってきて
お姉さんに「カッフェ or カプチーノ」を聞かれていた。
・・・そして、難なく回答。(うぬぬぬぬ、お主…できる!)

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前記でも記載したがこのホテル日本人宿泊客が多い。
※ホテル:アンドレオーラ(興味のある方はどうぞ

そんな、お姉さん vs 朝食に来る人の会話を楽しみつつ朝食を済ませる。
旅行の工程では、初日の滞在は時間調整の為だけの宿泊。
ガイドさんと待ち合わせ、ホテルをチェックアウトします。

※私はガチで英語が全くダメです。
※この時、イタリア語で「チェックアウトお願いします」すら言えません。

ガイドさんの背中を追って、、、いざ、ミラノチェントラーレへ!
※このガイドさんはチェックアウト~列車までのガイドさん。

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駅に着きましたが、見聞きしたことのないゲートがありました。
テロの警戒なのか、軽犯罪の予防策なのか定かではありませんが
チケットを見せて中に入れてもらうようになっていました。(写真右奥)

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構内を見ると電車を待つ旅行者であふれています。
イタリアはスリが多いことで有名で、特に地下鉄や駅。
このあたりからかなり荷物には警戒していました。
ふと気づいたことに、かなりの人がいるのに

【誰一人カメラを首から下げてない】のです。(私もですが
たまたまかとも知れませんが、不思議な感じでした

駅をスマホで写真撮っている人もほとんどおらず、私だけが浮いていました。

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パシャ(フレッチャロッサ

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で、ガイドさんが何やら気づきます。
WEBで印刷した紙と、電光掲示板に出ている私が乗る列車のホームに
なぜか、各駅停車が止まっています。

9:15 ミラノ中央駅 - 10:28 ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ

ガイドさん「あー、これは直前にホーム変わりそうですよ?」

その通りになりました。
予想外のことは起こりますね。。。
※10分ぐらい前までは掲示板を確認した方が良いとのこと。

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皆、駅の掲示板の前に集合し自分たちの乗る番線をぎりぎりまで確認しています。
番線が急遽変わり、そのホームにフレッチャロッサが滑り込んできました。
1等席(1号車、15A) 一番奥でした、、、。

その1号車に乗ると異変に気付きます。
ものすごい暑さと、乗客がいない。

あれ?って思ってると、ガイドさんと車掌さんが話し込んでいます。
1号車の空調が壊れてみな席を変わってもらっているとのこと。
ヴェローナで降りることを告げると、2号車の開いているこの席に
行ってくれ、と言われる。
(うーん、私一人じゃ何言ってるのか全然わからなかったと思う)

2号車に入るとクーラーが聞いており、
すでに乗り込んでいた方々はお休みモード。
私も席に着くと、反対席(向かい合わせ)には
イタリア人のご老人(なんか裕福そう)が。。。(緊張する

ガイドさんと、しばしの別れ(※)を告げ出発!
※・・・戻ってくるときに迎えに来てもらう予定。

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曇ってます。(この後、聞いたところだとミラノは嵐になったそうです・・・)

フレッチャロッサの1等席は【Servizio: 1° Business】
皮張りのシート。

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快適でした。しばらくすると車内販売ならぬ、
車内配布?のお姉さんがやってきて、お菓子と水を無料で提供。

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中はビスケットと紙コップ、お手拭きと粉末の飲み物でした。
美味しく頂き、、、おなかを壊しました(汗

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ヴェローナに到着です。
腹痛は続いています、、、乗り換えまで30分。
「いける!!」そう確信した私は、ダッシュでトイレへ向かいます。
トイレへ向かう途中、乗り換えの番線を確認し、
トイレの入り口で楽しそうに話す、若い日本人女性二人がなぜ
手ぶらなのかを考えながらトイレに駆け込みます。

・・・そう、経験者の皆さんはすでにお気づきかと思いますが、
そこで待ち受けていた強敵。。。それは「有料トイレ」

「1ユーロっ」

もう絶望かと思いきやなんのその、コンビニで買い物したお釣りを使って突破!

無事にお花を摘みました。
ありがとうございました。

・・・ ・・・ ・・・

気付けば30分あった乗り換え時間も5分を切り
ばたばたとホームへ向かいます。
ホームに着くと、すでに電車が止まっていました。

11:02 ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ - 12:31 ボルツァーノ/ボーツェン
エウロシティ 1等席(263 号車、36)

263号車ってどんだけ長いんだよ(汗」
シャレにならない冗談を言いつつ、ホームをダッシュします。
※よい子のみんなは、走っちゃだめですよ。

警官に怪しい目で見られても構うことはありません。

どこにも263号車なんて書いておらず残り2分。
列車には「2」と表記があるばかり……ふと気づきました。
(もしかして、2は二等席で1等席は「1」又は何も書いてない車両なんじゃ!)

ありました。先頭車両の2両が無印。
飛び乗りました……直後発車。

いや、本当にギリギリでした。間に合わないと思いました。
しかし次々に襲い掛かる難問は、そう簡単に私に安らぐ時間を与えてくれません。

今度は座席がわからないのです。
1等席(263 号車、36) …きっと36だよな。
チケットには「36fi」とあります。

もぅ「fi」ってなんだよ…世の中何でも略せばいいってもんじゃないだろ。。
と、思いながら乗り込んだ車両の36番席に座りました。

はい、案の定間違ってました(汗
後から来た家族連れの外人パパに、「ヘイ!ごめんよう!そこ譲ってくれな!」
的な言葉で英語を話され、遠回しに(お前席間違ってるぜ、ぷげら)と
言われているようでした。

仕方なく次の車両を見に行きます。(ここまでで、相当の精神力と体力を消耗・・・)

次に何かあったら終わるな、と思い歩いていると、
次の車両のドアの取ってのところに小さく「263」と表記が。。
「あった!」と思わず声が出たのを覚えています。

私の席は、先頭車両の【BOX席】だったようです。
4人掛けの席の一つが「36fi」でした。(そんなんわからんがな・・・)

ホッと一息つき、BOX席に入ろうとすると、
旅人のお兄さんが話しかけてきます。

「Sorry? Set? Sette? Seven?」

この人、何を言ってるんだろう。。。7(なな?)
と思いつつも、唯一知っている英語のフレーズを披露します!
「I don’t speak English」
(席を探しているのか、セットセッテ言われても、何のことかよくわかりませんでした。)

後から来た青年その2が、多言語を話せる人らしく、
「イタリア語は?」「英語は?」「フランス語は?」と話していました。

どうやら聞いている感じだと、7番という席を探していたけど7番席が無く。
秀才な青年その2さんが「いや、君、それは日付だ!!」
突っ込みを入れていました。

いやー、上には上がいるんだなと安心しました。
無事に荷物を荷だなへ上げ、一息つきますが、、、この後もいろいろ起きます。

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前編おしまい

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