ドロミテ最終日、ミラノへ出発するためにボルツァーノ駅にやってきました。
ガイドさんにも別れを告げお世話になったボルツァーノを後にします。
背後の景色からして、いい町でした。
帰りも同じルートで、ヴェローナまで行き乗り継いでミラノへ向かいます。
普通車だったので、自由席です。
2hほどでヴェローナに到着です。
ここからはフレッチャロッサなのですが、、、遅延。
よくあるらしいのですが、日本人は遅延になれていないので不安になります。
15分ほど遅れて列車到着。3人席でしたが合い席はありませんでした。
ミラノ到着。
今日はミラノ観光込みなので急ぎ足で工程をこなしていきます。
迎えに来てくれていたガイドさんにホテルチェックインまでお願いしています。
荷物も持っていただき楽々です。チェックアウトもイタリア語でしてみたい。
途中、メトロの場所を教えてもらいました。
メトロはミラノ駅直結でミラノ駅の地下にあります。
エスカレーターを降りていくとこんな感じに。
番線は色で分かれており、これは日本と似てます。
ミラノのドゥオモはこの黄色い番線で行きます。
使うかどうかわからなかったのですが、安いしチケットを買ってしまおうと
思いました。言葉で問題が起きても、ガイドさんいるし、、、と思い。
「vorrei Un biglietto」で通じました。
切符は1回だけのものと複数回乗れるものがありました。
私のは片道用で、1.5ユーロ。切符はキオスクで売ってます。
いろんなパスも売ってるみたいです。
電車の乗り方も聞けましたし、切符も入手、メトロの場所も把握したので
ホテルへチェックイン。
今度の部屋は絨毯が無かったのでグレード↓?
よくわかりませんが、ガイドさんとも別れを告げ、ミラノ散策の準備です。
既に昼をとっくに過ぎており14h30m。
例の【ドゥオモパス】、カメラ、カード、Wifi、バッテリー、メトロ切符を持ち出発!
ガイドさんからは遠いからやめた方がいい、と言われましたが
ミラノのドゥオモまで歩いてみました。
ミラノ駅からドゥオモまでの行き方は簡単、
ミラノ駅の前の道をずっとまっすぐ行けばいいだけです。
軽く、片道徒歩40分ってとこでした。街並みを見ながらの散歩と思えば何ともなし。
ドゥオモが近くなるとスカラ座が見えてきます。
ちなみに、一番いいドゥオモのファーストインプレッションを得たいのであれば
メトロで行くことをお勧めします。
裏手に見えるのがガレッリアです。
逆から入ってしまったから、ガレッリアを先に見ることに・・・。
よくパンフレットなどで見る絵だと思いながら写真をパシャリ。
日本人はカップルか同性(女性)の2組か・・・ペアばかり。
一人ウロウロしているのは私ぐらい…すいません。。。
凄いですね…口を開けて眺めてました。
お店はブランドショップばかり・・・縁がございませんので出口へ(ドゥオモへ)。
到着、小雨が降っていましたが傘なしで見れました。
ここでドゥオモのご案内。
・中央の入り口は入れません。
・入場は右から二番目の入り口。
・左から二番目は、信者の方の入り口。
・一番左は出口。
・一番右は封鎖中
私は事前にドゥオモパスを日本で発行し、印刷して持って行ったので
チケット売り場には行っていません。そのまま右から二番目の列へ向かいます。
警備員(軍人?)がいたので、印刷して持って行ったドゥオモパスを見せると
列に入れてもらえました!
この列に並びました。
所持品検査があります。鞄の中を開けて見せるのとボディチェックがあります。
大聖堂と古城好きの私にとっては10年ぶりでしょうか。。。
フランスへ行った時の大聖堂以来です。様式も異なり見入るばかりです。
ちょっと人多いけど、静かで落ち着きます。
椅子に座って少し休ませてもらいました。
この時間が一番好きかもしれない。
時間も16時頃になり、一回りしてテラスへ向かいます。
※写真は無いのですが、ドゥオモには地下がありドゥウォモパスで入れます。
よくわからないけど、LITF(エレベータ)ONLYって書いてあったので
ここだと思い突撃。
ここでもボディチェックと荷物検査があります。
前に並んでいた人が、【万能ナイフ】を持っていて退場しました。
狭くて屋上までの写真が取れていないのですが・・・
ほぼ一本道で人一人通るのがやっとのみちを抜けてきました。
途中エレベーターで2人の日本人女性に会ったのでナンパ声を掛けました。
今日からミラノ旅行を楽しむそうです。いいですねぇ、楽しそう。
みんな北イタリアって言っても、ぴんと来ないようです。
「ドロミテの方に行ってました」って言っても「どこそれ?」って感じ。
そんなもんなのかな。
暑いミラノですが、ここの風は気持ちいい。
有名なヴェラスカタワー? 名前忘れました・・。
一人でいい景色を眺めてぼーっとしてました。
お昼を食べに近くのレストランへ。
生絞りオレンジジュースです。
飲んでいたのが自分だけだったので目立っていました。
この右の席にいたファミリーの子供たちにガン見されたのが記憶にあります。
店員のおばちゃんが来て、「何にするか決まった?」と言われ困りました。
メニューがさっぱり読めないのと、オレンジジュースがおいしくて
それに気を取られてました。
とりあえず、「何か食べ物がほしい・・・」と言ったら
察してくれたようです。手招きでこっちへと言われ行くと、
ショーケースにサンドイッチやらパンが並んでました。
「どれにします?」とナイスなエスコート。さすが!!
ピザパンぽい(フォカッチョだった)のを選んで、Prend quest(これください)。
無事注文完了です。
さすがに作り置きだったので硬くておいしくなかったけど
こういうのも経験ですね。ここのトイレ、男女共用でびっくりしました。
入った時には誰もいなかったのに、出たときには女性ばかり・・・
「アレ!?」って思って二度見したけど、やはり男性トイレのマーク。
混んでるから?・・・よくわかりませんが、恐るべしイタリア。
先ほどよりも青空が広がっていました。
美術館が近くでドゥオモパスが使えたので立ち寄ってみます。
受付のお姉さんに、切符を指さしながら「Posso usare?」(これ使えますか?)と
聞くと、Si Si(ええ、もちろん)と言って案内してくれました。
よかったとほっとしました。
ここは彫刻がメインのようで、油絵はなかったです。
時計をみると時刻は18時に近くなっていました。
帰りはメトロで帰ってみようと思い、地下鉄に乗り込みます。
※地下鉄に乗る際には貴重品・荷物に注意してくださいね!!
※プロのすりや難民たちが多くいて非常に警戒が必要です!
黄色いM3番線のCOMASINA行き(ミラノ駅の先の駅)に乗ります。
間違いさえしなければ、何も問題ないのですがドキドキです。
3つだか4つ目、ミラノチェントーレで下車します。
ホテルに戻り休憩、軽くシャワーを浴びて晩御飯に出かけます。
いやー、ボルツァーノから戻ってきてこのハイペースで動き続けています。
1時間も無駄にはできないのでテキパキ行動します。
おいしいと評判のお店をネットで見つけていったのですが、閉まっていました。
グーグルマップの口コミ情報は、あまり信用できない(営業中とか・・・)
ホテル周辺を散策し、見たことのあるスパゲッティを見つけたので決めました。
スパゲティはボンゴレを注文。飲み物は白ワイン。
覚えた単語を繰り返し実践で使えるのがうれしいですね。
もう一人でレストランに入って食事して出てくるのにはすっかり慣れました。
英語もイタリア語も全く話せず来ましたが、6日もいるとこんな感じになれます。
味はよかったですが、このお店AMEXがつかえず…。イタリアで初めてしかもミラノ駅の目の前のレストランでAmexが使えないとは…恐るべし。
ホテルに戻って荷造です。明日は最終日、帰国。
その前にミラノの街を早朝ランニングする予定です。
今日、ドゥオモまで歩いて行ったのもそのルートを調べるためでもありました。
早起きして、行ってみましょう!
今日はとても疲れました。