雄大な眺め、ずっと見てても飽きない景色で規模感が違う。
これぞドロミテという印象です。
車は2時間ほど走り、カレッツァ湖に到着。朝早の為、人がほとんどいません。
第一印象は【寒い】です。9月でも標高1500M、体感温度は10度前後。
この色と景色と綺麗な湖を満喫ですが、今年は水不足らしく水が足らないそうです。
普段は外淵ぐらいまで水があるそうです。
ここもよくパンフレットなどに載る場所です。
湖畔を一周しながら、妖精の伝説を聞いたりしました。
もうあれからずいぶん経つのに、そこの空気をいまだに覚えています。
車はセッラ峠へ向かいます。
本日のハイキングはセッラ峠の山小屋を目指します。
さほど距離もなく早々に到着。
リゾート地なのか、ものすごい人と駐車してある高級車。
この辺、冬はもっぱらスキー場。リフトやゴンドラがあちこちにあります。
高低差もほぼなく、子供やお年寄り自転車の人や、車椅子の方もいらっしゃいました。
無限に、遠くまで道が伸びてるのですが、と心配してたら「その手前まで」とのこと。
ちょっとほっとしました。片道一時間ほどのコースを終えると山小屋に到着です。
日本人は一人もいませんでした。人多いですね、ほぼ満席状態。
今日のお昼はこれです。
ハーブのステーキリゾットと飲み物は「ラドラー」。
ゆずビールみたいな、はちみつレモンビールのような?
大好きな味でおいしかったです。
ヴァイツェンもラドラーもドイツのお酒ですが、日本でも買えますので是非!
帰り道も同じで1時間ほどかけて下山していきます。
途中牛の写真をとったり、ゆったりと散策できました。
さて、専用車に戻りいよいよ本日の目的地
コルティーナ・ダンペッツォに向けて出発です。
こんな景色も見せてもらいました!(車酔い対策!!
小さな町で、休日だったのでなにやらイベントが行われていました。
世界の富豪たちが別荘を構える地、「コルティーナ・ダンペッツォ」
この辺りでは、イタリア語、ドイツ語、ラディン語という言葉が
使われるそうです。綺麗で静かな街です。
どう見てもスイス?ドイツ?なチロルの様相を持つホテルにチェックイン。
こんな感じのお部屋。
高原などにあるホテルというか民宿というかって感じの雰囲気。
ハイキングなどで来ている人はここをベースにするようです。
もう一人の日本人ツーリストさんと、夜待ち合せをして食事に。
町へ繰り出します。
リゾート地の夕食時、人が多くレストランはどこも満席です。
そもそもお店に入るとき「2人です」をsiamo due(私たちは2人)と
いうのですが一人でお店に入る時って何て言うのでしょうか。
町の中心のレストランはほぼ満席、出遅れた感があります。
1時間待ちと言われ仕方ないので町の外れへ。
ツーリストさんが途中タバコ屋で切手を買っていました。
「うーむ、英語ができるってすばらしい。」そう思った次第であります。
・・・このあたりで少しは英語勉強しようという気になりました。
レストランに何とか入れたのですが、
写真を撮るのをわすれました。
まだイタリアらしい食べ物を食べていなかったので
スパゲティ―を食べることに。飲み物はいつも通りヴァイツェン。
メニューにこう書いてありました。
【スパゲティー Pom-Rag-何とか-かんとか】
なので、それを読み上げたら「ノー」と言われました。
なんだろう?と思いながらもツーリストさんもイタリア語がわからず
私も「ん?」って状態。
でも、不思議と言葉が通じなくても意思疎通ができる時があります。
結局、スパゲティーの後にあるPomやRagはスパゲティの種類だったのです。
Pomはトマトソーススパゲッティ、Ragはミートソーススパゲッティ、という具合に。
それを理解したときには思わず笑ってしましました。
店員さんもにやっと笑ってくれてほっこり。
つまり全部の味のスパゲッティを頼もうとしていたわけです。
ついでに「グランデ」(大盛)と人一言付けたし完了。
お会計も問題なしに完了しホテルに帰りました。
旅行は楽しいですね。