英語もイタリア語もできない私が北イタリアを訪問しました (2日目後編)

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向かう先は北イタリア。
ヴェローナからボルツァーノへ向けて出発 BOX席は、
私と英語圏の老夫婦が2人。
約1h30の間残念ながら英語ができない私は、話しかけることができず
相手も察していました。
しかし、旅の神様は微笑んでくれたようです。
背中に力を入れ、背もたれを倒そうとした老人の踏ん張った足が
床のカーペットを大きくずらしてしまい。
元に戻す手伝いをしながら、三人で笑いあってました。
言葉が通じなくても意思は通じたようです。
おかげで雰囲気はなごみ、会話はないものの終始穏やかな時間を過ごしました。

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こういう体験は記憶に残ります。
そんなこんなありつつ、風景は変わり町中から山の方へ列車は向かいます。
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あ・・・雨が。
これはヤヴァイのでは…と不安を抱きながらもヴェローナから約1h30。

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ボルツァーノ/ボーツェン、凄い雷雨の中到着です。
老夫婦はミュンヘンまで行くのかおりませんでした。
Good-bye、thank you.と小学生並みの英語で別れを告げ
向こうもbye bye!と二人して手を振り見送ってくれました。

ボルツァーノは「ボルツァーノ・ボーツェン」という名前ではないそうです。
ボルツァーノはイタリア語
ボーツェンはドイツ語の呼び方なんだそうです。
前までオーストリア領だったこともあってそうなってるんだそうです。

ヒィヒィ言いながらホームを足早に歩いていると
今回の現地の個人旅行会社の日本人ガイドの方が私を迎えに来てくれました。

これから3日間と半分、お世話になることになります。

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早速ホテルへチェックインに向かいます。
駅から徒歩20秒ぐらいのところで抑えてよかった。。。(本当にすごい雷雨

外の写真を取れなかったのですが受付はこんな感じ「Hotel Regina 」
安くてきれいなツーリストホテルです。
色々調べてみましたが、ボルツァーノにもSPGのフォーポイントがるようです。
ただ、空港の方にあり市内へは少し距離があるようです。
「Hotel Andreola」より星が低く、こじんまりしてますけど十分です!

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お部屋はこんな感じ。

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こちらのホテルはお安いのでボルツァーノを起点にあちこち行くならおすすめです!

とりあえず、部屋で作戦会議です。
この雷雨の中ツアーのプランが変更になりそうだからです。
何にせよ「まずは食事だ」という見解で一致、「行く予定だった「レノン高原」へ

行ってそこで食べながら考えよう」ということになりロープウェイへ向かいます。
が、、ロープウェイ乗り場に座り込む人たち・・・まさかの【運転見合わせ】

高原と街を結ぶ、いわゆる生活の足だからそうそう止まらないだろうとの
事だったのですが、、止まりました。(それだけ雷雨がすごかった)

作戦変更です。
ボルツァーノの町中でお昼を食べることに。
この町、イタリアっぽくないんだよな・・・って思いながら歩いてました。

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一番下の川の右が駅、一番右端がレノン高原行きのロープウェイ乗り場。
賑わっている中央が中心街、川を挟んだ左は新市街でマンションやらアパート。
地図に載ってない左下の方に空港とフォーポイント。

ホテル→ロープウェイ→中心街→お店という流れで
クラフトビールがおいしい!という中心街の右上の方にあるお店へ。

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中心街にある教会、すごく暗いのですが雨雲のせいです、13h頃。

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その反対にある広場。いろんなブログとか、旅行パンフで見た光景!

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みんな豪雨から避難してて、誰もいません。

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お店到着、お姉さんかわいい。
そしてやはりイタリアの雰囲気というより、どっちかというと【ドイツ】。

この町、不思議と耳に入ってくる言葉のほとんどは【ドイツ語】
グラッツィエ よりも ダンケ。

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クラフトビールの飲み比べコースと
郷土料理に挑戦!豚肉とキャベツと謎の草とじゃがいもだから大丈夫だろうと。
おいしかったです。

この飲み比べコース1000円ぐらい。周りの人の注目を浴びてしまいました。
ここで知った定番のビール【ヴァイツェン】ドイツを代表する一般的なビール。
苦みがほとんどなく、苦いビールが嫌いなおこちゃまな私はハマりました。

食事をしながら、町のこと、このドイツっぽい雰囲気のこと
言語のこと、ガイドさんのこと、いろいろ聞きました。

まぁ、目玉は・・・「このあとどうするか」という話でしたが(汗
で、いろいろ話しつつもお城でも見に行こうということになり
地図の一番上にあるお城へ、無料の送迎バスで向かいます。

確か、ロンコロ城。

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急斜面を登っていくと見えてきます。

いい感じのお城です。私はお城大好きなので
フランスに行ってた時もお城巡りしてましたが雰囲気はやはり違います。

ガイドさんがいたのですが、覚えてきたイタリア語のフレーズは使ってみたいと
ガイドさんもいるので、何かあっても大丈夫だと思い練習させてもらいました。

「un billet per favore」・・・通じたようです。
入場券を8ユーロで購入し中へ入ります。
言葉って、通じるとうれしいですね。

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アーサー王の物語が至る所にフレスコ画となって描かれていました。

昼を食べた後ホテルに戻ると思って、一眼レフを置いてきてしまいました。

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このお城を1時間ほど見学して帰ります。
帰りのバスは不定期らしく、、、待つのも面倒なので歩いて帰ります。
「中心街まで40分ぐらいかかりますよ?」と言われましたが、
雨も上がっており、自然に囲まれたイタリアの街を40分歩くことも
そうそう無い機会と思い歩いて帰りました。

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のどかでいい景色でした。
歩いて正解!サイクリングやランニングするひとも多く
道も整備され、公園なども充実し非常に住みやすそうな町でした。
治安もよく、日本人含めアジア系の人もほぼおらず、空気も、景色も、食べ物もいい。

ガイドさんと二人であれこれ話しながら町を目指します。
遠い山々の渓谷を眺めつつ、「いつかこんな町で暮らしたい」と思いました。

アイスマンで有名になった美術館には長蛇の列が……町に戻ってきます。
人はまだまばらでしたがあれこれ案内を受けつつ簡単に主要道を教えてもらいます。

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「ホテルまで案内します」と言われましたが大体わかりましたし、
ガイドさんと別れ、ホテルに戻りました。

別れた後で「しまった!!」っと思いましたが遅かった。
宿泊ホテルですが、鍵を出かけるときに預けるタイプで
カウンターで鍵をもらう必要があるんだった……言葉がわからない(汗
最悪「room key please No427」?合ってるのか知らないけど、そういうつもりでした。
しかし…無用の長物でした。受付のお姉さんが私のことを覚えていてくれて
順番に並んでいたら何も言わず、鍵を持ってきてくれました。(た、助かった

すぐに部屋に戻り、Wifiつないでイタリア語を調べました。
「Scusi! per favore darme la chiave della stanza 」これをスマホにメモって
ベットにダイブ。

夜は散策に出よう!と思っていましたが甘かった……
昼間からビール飲み比べをした挙句、観光と1時間近いウォーキング。

さらには、朝ミラノからこの町まで来たことも忘れており
起きたら深夜の2時でした(汗

AM3時ごろに荷物整理を始め、翌日は早朝にもう一人のツーリストさんと合流し
再びガイドさんと【シウジ高原】を目指します。

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