ホテル龍名館お茶の水本店に宿泊!都内の隠れ家ホテルは9つの全室ジュニアスイート

高品質なおもてなしを提供してくれる老舗の高級旅館が生まれ変わったホテル。
体感、女性向けのホテルともいえるそのサービスをご紹介。

ホテル龍名館お茶の水本店について

Forbes Travel Guideでは無印、「ミシュランガイド東京2020」の
ホテル部門では3つ星を獲得。一休.comの口コミ評価では東京のホテル総合、
口コミ評価&件数(接客・サービス)、客室・アメニティ部門にて
Luxuryな外資系ホテルと並び頂点に立つ謎のホテル。

龍名館は明治32年(1899年)に旧名倉屋旅館の分店として
「旅館龍名館本店」の名で創業した百十余年の歴史の老舗。

リニューアル前までは、ビジネスホテルとして経営されていた。

和をモダンに取り入れ、古き良きを残しリスペクトした
全9室のゲストルームに生まれ変わっています。

9室全てが50平米を超えるジュニアスイート仕様。

龍名館は都内二か所にあり、お茶の水には「ホテル龍名館お茶の水本店」。
もう一つは東京駅付近にある「ホテル龍名館東京」。

今回は「ホテル龍名館お茶の水本店」のご紹介です。

ホテル龍名館お茶の水本店のチェックイン

エントランスを入るとすぐに笑顔のコンシェルジュが気づいて対応してくれます。
あいにくの雨天、濡れた傘は乾かして預かっていただけるという気づかい。

おしぼりと一緒に、ウェルカムティーとお茶菓子。
お茶との親和性が深いホテルであるだけに、このお茶は非常においしい。
お茶菓子をその場で食べられなければ、客室までコンシェルジュが運んでくれますので
無理に食べなくても大丈夫です。

このホテルは1Fのレセプションと2Fの客室しかありません。
客室フロアにはリフレッシュルームとライブラリーラウンジがあります。
こちらについては後述します。

チェックイン時に1Fのカフェ「1899」のドリンクを一杯無料で
いただくことができるドリンク券をもらうことができ
グラスドリンクであれば、ルームダイニング利用時にも使用が可能です。

ホテル龍名館お茶の水本店の客室

客室は銀杏にアサインされました。

こちらのホテルは古き良きをうまく取り入れたホテルになっています。
ドアをくぐると、旅館などで見る内扉に予想外の驚き。

そして「靴を脱いで上がる」この日本ならではの文化体験に懐かしさを感じます。

客室は全室、ジュニアスイート仕様になっておりスタンダードルームは
52.0㎡~56.5㎡。コーナールームは59.8㎡~61.9㎡の広さです。

ベッドはツインしかありませんが、要望でハリウッドツインにしてもらうことは可能。
今回はお願いしてハリウッドツインにしていただきました。

帳場の障子は昔からのホテルの姿を継承しており、間接照明との相性は抜群。

ネスプレッソ、ミネラルウォーターも勿論完備。ミネラルウォーターは
冷蔵庫にも2本あり、4本を頂けます。
多いように見えますが、お茶を入れたりするとすぐになくなるので適量だと思います。

こちらのホテルは海外の方の利用が多く、良くオーダーされるとのことで
粉ミルクではなくフレッシュミルクも無料で提供してくれます。

さらに、懐かしいお茶入れ。
お茶は「緑茶」と「和紅茶」があります。よくある薄いお茶と異なり
しっかりとしたお茶。このお茶がまたおいしいので、是非ご賞味ください。

冷蔵庫にあるドリンクはアルコールも含めて「全て自由」に
飲むことができるサービスです、素晴らしいですね。

空気清浄機も完備されています。安定のシャープ。

デスク回りは、貸し出しスマホ、「STROKE」のデスクライト。
コンセントは、海外の方の利用を考慮しグローバルコネクタ。
久兵衛のメモパッドも備え付けられています。

バスルームはシンプルながらも機能的。

タオル、バスローブの柔らかさはミディアム。
高級ホテルのパリパリした感じはなく、少し柔らかいものです。

バスアメニティは、茶葉成分が配合されているペリカン石鹸の「トリプルC」。

アメニティはおしゃれに風呂敷に包まれており、この風呂敷は持ち帰ることが可能。
櫛、コットン、綿棒、シェービング一式、歯ブラシ、ヘアバンド、ボディタオル。

そしてアメニティの中には、女性にはうれしいMIKIMOTO製のコスメが用意されています。

お風呂は信楽焼きの陶器風呂を体験できますので、是非入浴してみてください。
桶のサイズに対して給水量が少ないので、20-30分かかりますので
早めにお湯を入れておくとよいと思います。

入浴液には、大吟醸酒配合の「白鶴の酒風呂」を使いお肌しっとり。

トイレはTOTOのウォシュレット。

ターンダウンサービス

ホテル龍名館お茶の水本店では、ターンダウンのサービスがあります。
何もしなくても17時に行っていただけますが、都合が悪い場合には
必要な時にフロントへ連絡すると対応してくださいます。

このターンダウンサービスは時間帯によりハウスキーパーや
コンシェルジュ自身が行ってくれます。

こちらのホテルのコンシェルジュは中居さんも兼ねているので大変そうです。
ルームサービスの提供もコンシェルジュがしてくれます。
CAのように、一人でなんでもこなす方がほとんどのようです。

ターンダウンサービスでは、ナイトウェアの提供。

ミネラルウォーターの補充やロックアイスの提供、
ベッドメイク、簡単な清掃を行っていただけます。

また、二重窓になっている窓にはブラインドが下ろされます。
去り際にはお決まりのフレーズ「他にお手伝いできることは~」。
コミュニケーション能力も高く、気配りもさすがですね。

ホテル龍名館お茶の水本店のライブラリーラウンジ

宿泊者限定で利用することが可能で、24hいつでも利用できます。
エグゼクティブラウンジと異なり、コンシェルジュサービスは無く
アルコールや時間帯により異なるフードサービスなどの提供もありません。

お茶を頂き静かな時間を過ごす部屋、という感じでしょうか。

※コンシェルジュサービスが必要な場合はフロントへ。
※アルコールはミニバーで足らなければレストランで無料ドリンク券を利用。

3席しかありませんが、全9室しかこのホテルにはないため
利用者も少なく、混雑することもほぼありません。

ラウンジにはお茶、ネスプレッソ、お茶菓子が置いてあり
自由にいただくことができます。

湯呑茶碗もとてもおしゃれですので、ぜひ利用してみてください。

ホテル龍名館お茶の水本店のリフレッシュルームとは

9室という背景から、アーリー・レイトチェックアウトの調整がしにくく
先に到着されたお客様にリフレッシュのためにシャワーなどを
浴びることができるようにした施設。

宿泊者であれば利用することは可能ですが、いわゆるシャワールームなので
通常チェックインをする方は利用する必要はないと思います。

ホテル龍名館お茶の水本店の接客とサービス

ドアマンはいませんが、エントランスに入るとすぐレセプションです。
すぐに気づいたフロントクラーク兼コンシェルジュが迎え入れてくれます。

・おしぼり、お茶、お茶菓子のサービス
・濡れた傘は乾かして預かっていてくれる
・客室までの案内、客室内の説明
・リフレッシュルームやラウンジの案内と説明

少ない人数で運用しているのでルームサービスなども全てコンシェルジュが対応。
全てがきめ細やかで丁寧に対応していただけます。
勿論、忙しい方はスキップしていただくことも可能です。

7割が海外からのお客様とのことで、このサービスを受けられるのであれば
評価は必然と高くなると思います。

残念ながら「ネームコール」はありませんでしたが、やはり海外のお客様が
多いためにそのような運用になっているのかもしれません。

ただ、細かな情報などもコンシェルジュ間でしっかり共有されており
状況把握やコミュニケーションに役立てるなどの素晴らしい面は確認できました。

ホテルのサービスとしては、とても細やかであると感じました。
濡れた傘、コーヒーのミルク、お土産、ミニバーの利用。
ありそうでなかったサービスも体験できました。

ホテル龍名館お茶の水本店のまとめ

建物の構造上、スパやジムなどはありませんしレストランも1つのみです。
ですが高品質なおもてなしと、人の温かさは素晴らしいと思います。
人がいいホテルはやはり、素晴らしいと思います。

海外の利用客がほとんどとのことで、海外からお越しの方には
満足した滞在ができるのではないでしょうか。

日常に疲れたときに、この隠れ家的ホテルにまたお邪魔したいと思います。

■ホテルの口コミをTripadvisorで見る
 ・「ホテル龍名館 お茶の水本店」の口コミを見る

龍名館お茶の水本店まとめ動画

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