ラグジュアリーカードのホテルプログラム「VIP HOTEL & TRAVEL」は優秀か

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私がSPGカードを解約し大きな期待を寄せていた
ラグジュアリーカードのホテルプログラム「VIP HOTEL & TRAVEL」
について一部のホテルベネフィットの詳細抜き出してみます。

トラベルプログラムを利用するにはアメックスプラチナのFHRとは異なり
必然とコンシェルジュを経由する必要があるようです。

目玉となる【ラグジュアリークラス】のホテルベネフィット

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 →リッツカールトン、リッツカールトン・リザーブ、ブルガリ、エディション
  Wホテル、ラグジュアリーコレクション、セントレジス
…ベネフィットは場所により異なるようです
 →マンダリンオリエンタル
…空き室状況によるアップグレード、朝食無料(2名)、他
 →ザ・ペニンシュラ
…朝食無料(2名)、ペニンシュラタイム利用可能、アップグレード、他
 →ウォルドーフ・アストリア
…朝食無料(2名)、アップグレード、オーナーズポイント2倍、他
 →シックスセンシズ
…朝食無料(2名)、アップグレード、アーリー&レイトチェック、他

対象ホテル一例(東南アジア)

→ラッフルズ
…ウェルカムドリンク、コンチネンタル・ブレックファスト、60分マッサージ
 →グランドハイアット香港
…ビュッフェ式ブレックファスト
 →シャングリラ香港
…100米ドル相当ウェルカムアメニティ、「cafe kool」でのブレックファスト
 →マンダリンオリエンタル香港
…ウェルカムアメニティ、ブレックファスト、100米ドル相当スパクレジット
 →ペニンシュラ
…ブレックファスト、100米ドル相当の飲食クレジット又はスパクレジット
 →W香港
…ウェルカムドリンク(2名まで)ビュッフェ形式ブレックファスト
 →シャングリラ上海
…フル・ブレックファスト、100米ドル相当のホテルクレジット
 →パークハイアット上海
…ブレックファスト
 →ほか色々

対象ホテル一例(日本)

 →ウェスティンルツス
…朝食割引、ウェルカムアメニティ
 →アンダーズ
…フル・ブレックファスト、100米ドル相当の飲食またはスパクレジット
 →パークハイアット
…ブレックファスト、100米ドル相当の飲食クレジット
 →ウェスティンホテル
…エグゼクティブ・クラブ・ルームのみ、スパアクアエリアへのアクセス
 →ザ・プリンスギャラリー
…朝食無料(2名)、空き室によるアップグレード、アーリー&レイトチェックイン、他
 →シェラトン都ホテル
…13hまでのレイトチェックアウト
 →インターコンチネンタル東京ベイ
…優待宿泊料金、フィットネス、朝食ビュフェ割引、レストラン割引
 →ニューオータニ
…優待宿泊料金

書くのが辛くなってきたのでここまで。

SPG・マリオットグループはどうなのか

 →ウェスティンホテル
…エグゼクティブクラブルーム宿泊のみ、スパアクアエリアへのアクセス
 →シェラトン都ホテル
…13hまでのレイトチェックアウト

眺めてみると「マリオット・スターウッド系列」の中でも
高級ホテル(デラックスホテル)レベルでは、受けられるメリットが
ほぼ残念賞な内容と言ってもよいと思います。
ウェスティンのレベルでも上記のようなベネフィットです。

他にも調べてみた(宿泊予定があり問い合わせたり等)のですが
リッツカールトン、ブルガリ、エディション
Wホテル、ラグジュアリーコレクション、セントレジス以外の
マリオット・SPGホテルでのベネフィットは無いに等しいと考えて
良いと思います。

逆にラグジュアリーコレクション等のホテルクラスであれば
「ホテルクレジット」が適用されたり、朝食が無料になったり
あわよくば客室アップグレードなんてものも・・・。
ホテルグループと場所によりますが受けられる待遇はぐんと良くなります

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また、実際に「VIP HOTEL & TRAVEL」の冊子には書いていなくても
ベネフィットを受けられるホテルがあるので都度聞くのがよいと思います。
実際、秋口に予約したこれから行くホテルは、冊子には書いてありませんでしたが
ベネフィットを受けることが出来るようです

しかし、逆もしかりで冊子の情報が古く現在では扱われていない
ベネフィットもあるようで、信ぴょう性に欠ける問題もあります。

このあたりの情報に関してはまた改めて書いていきたいと思います。

ビジネスホテルでの利用

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意外な伏兵として、「ヴィラフォンテーヌ系列」いわゆる都心のビジホが
ガッツリ提携しているようで、朝食無料などのベネフィットが充実しています。
これを見てヴィラを主力に使えるのならIHGの修行も不要かと
一瞬考えてしまいましたが・・・何分ホテル数が少なく
地方ではなかなか苦戦を強いられると思います。さらにIHGもSFCがあれば朝食無料などのプランもホテルによっては利用できるメリットもありますので、なかなか…。
IHG系列やプリンス系列のほうがシェアは広いと思います。

ベネフィットを俯瞰してみてみると

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最高ランクはラグジュアリーホテルでの客室アップグレード、やスパクレジット。
次いでラウンジ利用(ほんの一握りの系列ホテル)、
かなり多い印象を受けるのが、朝食無料+ホテルクレジットのセット。
後は正直残念賞とみてよいと思います。

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これを見て思うのは、ラグジュアリーカードのベネフィットを生かすなら
最高級なラグジュアリーホテルかビジホのヴィラフォンテーヌか。
「ピンかキリ」かを利用することが最も合理的な使い方になる気がします。

マリオット・SPGホテルはシェラトン等のミドルクラスのホテルが
多かったかと思うので、そこを多く利用する層にはあまり相性が良くないです。

リッツ、ブルガリ、EDITION、セントレジス、Wホテル、ラグジュアリーコレクションなどをよく利用する方にはお勧めできると思います。

IHG系列のインターコンチネンタルなども国内の特典は非常に地味なのですが、
ロンドンの場合、なんとクラブインターコンチネンタルを
ラグジュアリーカードベネフィットで利用できてしまうという
特典が付きます、が、このあたりの実態はまた今度書いていきたいと思います。

また同じシャングリラやマンダリンオリエンタルやラグジュアリークラスの
同じ系列ホテルであっても、同じ待遇にはならないようです。
大事なのは「ホテルのグレード」と「場所」です。

確実に均一に特典を受けるなら、ヒルトンオーナーズカードのようなステータスを所持した方が受けられるベネフィットは「はっきり」する気がします。

まとまらないけどまとめます

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ラグジュアリークラスのホテルに利用する分には良いと思います。
ただし、SPG・マリオットのウェスティン・シェラトン等の中間レイヤー、
IHGホテル、プリンス系列等のホテルでのベネフィットには
ほぼ期待は持てないと思ってよいと思います。

そもそもラグジュアリーカードのメインターゲットを中間層として
設定していない故の特徴だと思います。

使う人を選ぶクセの強いカード(ベネフィット)だな・・・と感じました。
通常宿泊するホテルをラグジュアリークラスに設定している人は
持っていても損しないと思われます。

それ以外の人はお財布と相談しながらになると思いますので
恩恵を受けるのはちょっと薄くなってしまう気がします。
年3-4回最高級ホテルに泊まりベネフィットを受けられれば、
十分元は取れる気がしますが、ご利用は計画的に。

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