ANAが国際線の777-300ERへ新たに導入したファーストクラス「THE Suite」に搭乗。
羽田空港発、ヒースロー空港行の搭乗記をお届けいたします。
ANA国際線ファーストクラス THE Suite Check-In
ファーストクラスのチェックインはANA SUITE CHECK-INと呼ばれる、
ファーストクラス利用者またはANA上級会員のダイヤモンドメンバーの方が利用できる
優先チェックインカウンターを利用することができます。
利用者も少なく、待ち時間０でチェックイン。今回ファーストクラスの搭乗で初の利用となりました。
ファーストクラスのボーディングチケットを発券。
チケットにはファーストクラスの「F」のマークが。
羽田空港国際線ターミナルには上級会員やFクラス利用者が保安検査場を
優先的に通過できる「プライオリティレーン」があります。
ダイヤモンドメンバー･プラチナメンバー・SFCの利用者が使用でき
一般の方が入場している保安検査場へのレーンの右手「２番」が該当レーンとなっていました。
ファーストクラス利用者が使える「ANA SUITE LOUNGE」 訪問
スイートラウンジの訪問記はこちらをご覧ください。
ファーストクラスの利用者、またはダイヤモンド会員が利用することができる
特別なラウンジでカードラウンジ等とは比べ物にならないほど充実した空間があります。
ファーストクラス利用者の優先搭乗
ファーストクラス利用者は優先レーンを利用でき一番初めの搭乗が可能です。
こちらはビジネスクラス搭乗者又はプラチナ会員の優先搭乗列。
ANAファーストクラス THE Suite ボーディング
いよいよファーストクラス[THE Suite]へ。
ファーストインプレッションは「とにかく広い」。
モニターも、モニターサイズを超えて…既にTVサイズ43インチの4Kモニター。
飛行機内でこのスペース、さすがファーストクラスです。
テーブルにはアメニティやWifiカード等がきれいに並べられています。
カップルやご夫婦、ビジネスMTG等の利用で反対側にも一人対面で
座れるようになっており、一緒に食事や会話を楽しむことができます。
※上写真はANA公式サイトよりお借りしています。
こちらジャケット収納ができ、私もジャケットを格納させていただきました。
左手には収納ボックス、ライト。中央にはSONYのノイズキャンセリングヘッドホン、アメニティ。
下段にはスリッパ、持ち帰りが可能なパジャマ、上着。
まずはリモコン、このリモコンでもコンテンツを表示させることが可能です。
大モニターでは映画を、リモコンではフライト情報を、という使い方も可能です。
端末操作も簡単で、タッチパネルディスプレイも非常に使いやすいです。
シートモニター、押している間だけ動作します。シートも自在に調整できるので
機内ではリラックスした姿勢を取ることができます。
こちらの左右に動かすロールのシートコントロールでも、椅子の調整が可能です。
電源周りは、USBポート、HDMI、ユニバーサルタイプの電源があります。
小物入れ、パスポートやケーブル類などを格納しておくことが可能です。
荷物置き場、御覧の通り大きな収納スペースがあります。
勿論頭上の収納（オーバーヘッドコンパートメント）にも格納スペースがあります。
アメニティポーチとSONYのノイズキャンセリングヘッドホン。
アメニティはイギリスのスーツケースメーカー「グローブ・トロッター」とのコラボ。
中には「GINZA」のコスメ。
・クリーミークレンジングフォーム
・エッセンスエンパワリング（デー）
・エッセンスエンパワリング（ナイト）
エッセンスエンパワリングはトリートメント、日焼け止め効果もある
高級な美容液でなんと45mlで18万円。アメニティは1本5mlなので、2万円相当。
2本入っているので4万円、凄いですね
他にも、歯ブラシやアイマスク、耳栓等。ANAのアメニティセットが入っています。
勿論、追加でアメニティをもらうことも可能です。必要であればマスクなどをもらっても良いと思います。
SONYのノイズキャンセリングヘッドホンはかなり高精度でノイズを遮断してくれて
映画鑑賞などを快適なものにしてくれます。
リラックスウェアには「どうぞご自由にお持ち帰りください」の文字が。
持って帰る方が多い為かプリントされたようです。
離陸前にウェアに着替えるかを確認されますが、
今回はトイレが着替えで混んでいたのと、バタバタしたくなかったので
離陸後でお願いしました。
Wifiは無料で使用でき、裏のコードを入力して利用します。
お隣のシートは空きだったので撮らせていただきました。
フライト中USBポートの調子が悪かったので、この席も実は使わせていただきました。
※上写真はANA公式サイトよりお借りしております。
扉はこのように締まるようになっており、完全に個室化することができます。
ANAファーストクラスTHE Suite（羽田→ロンドン）のトイレ
綺麗で清潔感があり、そして広さがあり着替えるのも楽です。
便座も洗浄機までついています。
アメニティも「歯ブラシ」「マウスウォッシュ」「ボディシート」「紙コップ」と揃っていて、さすがです。
写真には写っていませんが、資生堂のモイスチャーライジングエマルジョンも備え付けられていました。
Point！
手を拭くのは綺麗に丸められたハンドタオルで、利用後は床等も綺麗にしておきましょう。
トイレは利用者が、綺麗にして退出するのがマナーです。
勿論普通に出ても問題はありません。
ANAファーストクラスTHE Suite（羽田→ロンドン）離陸
改めて、今回の利用機材は、「ボーイング777-300ER」国際線仕様機。
ANAでこの777-300ER機材に乗りたかったので念願がファーストクラスと言う形で叶いました。
ANAのファーストクラスを担当するCAの方は、皆社内のファーストクラス対応資格を保有されている方で
いわゆるお墨付きの皆様です。素晴らしい方々でした。
チーフパーサーと2人のファーストクラス担当のCAさんがご挨拶に来てくださいました。
そしてウェルカムドリンク「水」「オレンジジュース」「シャンパン」が注がれた状態でやってきます。
ファーストクラスと言えば、シャンパンです。
ファーストクラスTHE SuiteのベッドメイクはCAさんにお願い
※上写真はANA公式サイトより
ファーストクラスの座席はフルフラットにすることができます。
※上写真はANA公式サイトより
CAさんにベットメイクをお願いするとベットを作ってくれます。
普通のベッドにしかみえません。これは空の上・・・飛行機の中とは思えない絵です。
掛け布団も肌触り良く、枕も柔らかくスヤスヤと快眠できます。
・・・私は気分が高揚し寝れませんでした（汗
到着前にはファーストトラック利用券
食事や映画鑑賞をしてファーストクラスで過ごす12時間は速く感じます。
着陸が近づくと入国審査をスピーディに行えるファストトラック利用券がもらえます。
今は、日本人ならe-gateも使えますのでどちらの利用でもよいと思います。
e-gate導入により「入国カード」「税関申告書」の記載は無くなっております。
CAの皆様と仲良くさせていただき、お土産までいただいてしまいました。
最後まで何度もご挨拶してくださり、ありがとうございました。
そして、「空の日」。しっかりといただいてしまいました。
ANAファーストクラスTHE Suite（羽田→ロンドン）まとめ
人生初のファーストクラス、非常に快適な空の旅となりました。
CAの皆さんに感謝いたします。CAの皆さんは便の予定にも寄るようですが
ロンドンでの待機中（休暇中）は、美味しいパスタを食べたりアフタヌーンティを
されたりするとのこと、うらやましいですね。
Wifiに関しては、ロシア上空を通過中接続できない時間が長かったので
早めに作業等は終わらされるのが良いと思います。
今回、ファーストクラスを初体験して新たな世界を知ることができました。
使う・使わない、や費用対効果がどうのこうのの世間の論争は置いておいて。
ファーストクラスのサービスがどういうものかは体験し、知ることができました。
マイルや飛行機の知識を習得し始まって2年、一つの大目標であるファーストクラス搭乗を達成しました。
別記事で食事編の記事でも掲載していますのでよろしければご覧ください。
ANAファーストクラス THE Suite 機内食 羽田→ロンドン
ANAファーストクラス THE Suite 機内食 ロンドン→羽田
ANA国際線ファーストクラスの価格とマイル数
ANAの羽田→ロンドン路線のファーストクラス相場は、現金の場合140万～270万円が必要です。
しかし、マイルを利用すると16万～18万マイルで搭乗することができます。
今回はマイルを貯めて利用させていただきました。
予約時には旧型のファーストクラスシートでしたが、
新シートのリリースと共に、復路の搭乗機材が「THE Suite」となりました。
更に嬉しい知らせとなったのが、搭乗前の機材変更により往路も[THE Suite]となり
往路・復路共にファーストクラスの[THE Suite]を利用することになりました。
マイルを貯める方法
今回は16万マイルを使用したファーストクラス利用となりました。
16万マイルと聞くと途方もない数字に聞こえますが、私が実証したように実際に貯めることが可能です。
昨今では飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー」が流行っています。
是非皆さんもマイルを貯めて、ファーストクラスやビジネスクラス。
ハワイ旅行やヨーロッパ旅行へ行っていただきたいです。
マイルを貯める方法を紹介していますので、ご参考に。
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